施工管理技士の年収って実際どう?施工管理としてキャリアアップするための職場を見つける秘訣とは?

こんにちは。京都府を拠点として新築やリフォーム・リノベーション工事、不動産売買を手掛けている株式会社美家です。


今、不動産や建設業界の勢いは右肩上がり。

国土交通省が発表した令和6年10月分の建設工事受注動態統計調査報告によると、受注総額は1兆5846億円。なんと前年同月比にして44.6%増という好調ぶりです。


不動産と建築は切っても切り離せない関係ですが、その建設業界で働くうえで大切なのが「施工管理技士」の資格です。

スタート時点では未経験でも、働きながら資格を取得することでキャリアアップにつながり、手当がプラスされて給与も上がり、会社からもスペシャリストとして大切な存在と見なされます。

今回は施工管理技士の年収やキャリアアップしやすい職場選びの秘訣を紹介します。




■ずばり施工管理の年収ってどれくらい?



施工管理の平均年収は、3年目で500~600万円というのが定説です。

働き始めて3年目を迎えると、責任のある立ち振る舞いや業務遂行が求められるため、基本給そのものがアップし、さらに資格取得に応じて資格手当や役職手当がプラスされます。


実際に1級建築施工管理技士の資格を取得すると、多くの会社が数万円の月額手当を支給しています。

さらに仕事の成果や高額案件を手がけた場合、業績給やボーナスも期待できます。




■施工管理の年収に影響する要素にはどんなものがある?



では、施工管理の年収は、どのような条件に影響されるのでしょう?



・施工管理技士の資格の有無


施工管理技士の有資格者は、会社にとっても貴重な存在。資格をもっていると責任ある仕事を任せられるため評価につながり、給与にも反映されます。

転職の際も、資格をもっているほうが有利ですよ。



・勤務地


基本的に都市部では地方と比較して給与水準が高い傾向があります。したがって働くのなら、地方よりも都市部のほうが得策です。中心エリアならではの文化やアミューズメントも楽しめる魅力もあります。

また都市部のほうが、クオリティの高い案件がもちこまれるため、スキルを磨きやすいというメリットもあります。



・会社の規模


一般的に大手企業やゼネコンのほうが、初任給や昇給率が高く設定される傾向がありますが、今は中小企業もかなり奮闘しています。

というのも、数で言えば大手企業はほんのひとにぎり。建設業界を支えているのは、数多の中小企業です。

大手企業では小さな歯車の一つという扱いでも、中小企業にとってやる気のある若手や有資格者は、大切な戦力。まさに「人財」とも言えます。また会社全体が顔の見える関係性を築きやすいだけに、これからキャリアップしたいという方にとっては、ていねいに仕事のイロハを指導してもらえることが期待できます。



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■給与以外で企業を選ぶ時のポイントとは?



給与は会社を選ぶうえでの大切なポイント。ただしいくら給与が高くてもブラックでは働き続けることはできません。そんな会社を渡り歩いていると、問題があるのは会社ではなく、転職を繰り返している当人なのでは?と、次の仕事探しに支障が出ることも。

では、給与以外にどのようなポイントで会社を探すべきなのでしょう。



・無理なく働けるかどうかを考慮


腰を据えて長く働き続けると、スキルが身につき、給与にも反映されます。建設業界はとかく残業が多いことで知られていますが、美家では完全週休2日制+祝日休みを掲げています。


ふつうなら土曜も祝日も出勤が当たり前、無理やり竣工日に間に合わせるために悪天候の影響を受けて現場がストップしても、残業や休日出勤でカバーするのが一般的です。休みも少なく、大半の建設業では週休わずか1日であったり、年間休日も110日あればマシと言われています。


しかし美家では充実したプライベートがクオリティの高い仕事につながり、クライアントにも満足してもらえるという考えで、完全週休2日を導入。カレンダー通り祝日もきちんと休みを取るので、年間休日は120日にも。

建設業のなかではかなり休みが多いのが特長で、一般企業のサラリーマンと同じような休日の取り方です。



・残業はほぼなくプライベートが充実


施工管理を辞める理由でも必ず挙げられるのが「残業の多さ」。

しかし美家では残業はしないスタンスです。

代表自らも現場で活躍しており、工程管理はもちろん、割り振りなども業務オーバーにならないようにきめ細かく調整しています。毎日19時頃には皆は帰宅し、すでに事務所は空……というのが美家の見慣れた情景です。



・自分がどのように働きたいのか


せっかく働くのなら、やりがいをもって向き合いたいものです。しかし大手企業では、なかなか裁量権を与えてもらえず、機械的に働いているような感をおぼえるものです。

そう、大手と中小企業での大きな違いは、施工現場の「裁量権」。

少数精鋭がモットーの美家では、現場の裁量権が委ねられるので、自分で考えながら、自分のペースで物事を決めて仕事を進めたい人にはうってつけです。




■施工管理として成長するために選びたい会社像とは?



施工管理として成長するためには、ファーストステップとなる2級建築施工管理技士や、さらなる昇給がのぞめる1級建築施工管理技士の資格が欠かせません。

ただ試験に合格するためには、一定の学習時間が必要です。


したがって上司に振り回されて仕事もプライベートも見通しがつかなかったり、残業続きで勉強する余裕がもてない……という会社では、合格が遠のいてしまいます。


したがって、施工管理として成長するのなら、「成長しやすい」環境づくりを整えている会社に入るのが得策です。

特に、裁量権を委ねてもらえるような働き方ができたり、残業が少ない会社は理想的。

働きやすいだけでなく、資格取得のための勉強時間を捻出しやすいので、一石二鳥です。



■まとめ


施工管理は、建物ができていく過程をコントロールし、クライアントの思いをカタチにするやりがいのある仕事です。とりわけ、竣工した時の空間を一望した時の感激や、クライアントから感謝の言葉を寄せられた時の喜びは格別です。

ものづくりに興味があり、今後じっくりと働ける現場をお探しなら、施工管理者をめざすのがおすすめです。


株式会社美家では、不動産業と連携しながら古民家や町家のリノベーションを手掛けています。物件は京都市内や京都市周辺が多く、古都・京都の文化に触れながら、生きたスキルを磨くことが可能です。


現在、当社では、一緒に働く仲間を募集中。従業員の頑張りをきちんと評価し、報酬として還元できる体制を整えているのが当社の大きな特徴です。仕事に打ち込むことで十分な報酬を得られる環境なので、高いモチベーションを持って働いていただけます。


また代表自ら現場に出て従業員への指導を行っているため、未経験の方でもしっかりと技術を身につけることができます。他業界からの転職でも、やる気と常識があれば大丈夫。

資格取得も応援しており、資格取得にかかる費用は会社で負担しています。


施工管理のスキルは一生モノ。これから見通しがつきづらい社会状況が続きますが、しっかりしたスキルがあれば、自分らしくしなやかに生きることができます。たしかな技術を身につけ、幅広い現場での活躍を目指してみませんか? ご応募をお待ちしています。



<美家の採用情報>

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