古民家リノベーション(リフォーム)は後悔する?ありがちな後悔例と対策を解説!

こんにちは。京都府を拠点として新築・リフォーム工事や不動産売買を手掛けている株式会社美家です。近年、古民家暮らしや古民家カフェに憧れ、古民家リノベーションする方が増えています。古民家には、どこか懐かしさや温かみを感じられる日本ならではの魅力があります。

ですが、実際に古民家をリノベーションした方の中には、後悔をしているという方がいるのも事実です。古民家リノベーションは決して安い買い物ではないので、失敗するのは避けたいところですよね。

そこで今回は、古民家リノベーションにありがちな後悔例と対策についてご紹介します。




■古民家リノベーション(リフォーム)の失敗・後悔例



まずは、古民家リノベーション(リフォーム)の失敗・後悔例を見ていきましょう。



・後悔例~想定していたよりも劣化がひどく予算をオーバーしてしまった

古民家は比較的に安価で手に入れることができるため、古民家リノベーションの人気は年々高まっています。

その一方で想定以上に費用がかかり、予算をオーバーしてしまったというケースがあります。場合によっては、新築同様の費用がかかることもあるようです。


古民家は、外観がそれほど傷んでいないように見えても、床下や壁の裏、屋根など見えない箇所が築年数以上に劣化している場合があります。激しく劣化していれば、それ相当の改修費用が必要になるのです。

また、再利用するはずの建材が使えず、新しい建材が必要になることもあります。建材が使えなければ、更に費用が発生することになります。

建物の詳しい状態については、解体して初めて分かることが多いでしょう。



・後悔例~夏場・冬場の光熱費

古民家暮らしを始めてから、夏場や冬場の光熱費に悩む人が少なくありません。

古民家の多くは、天井が高く開放的、そして窓や隙間が多いことにより風通しがいいという特徴があります。季節によっては快適に過ごせますが、夏は冷房が効かず、冬は寒さが厳しくなります。

古民家は断熱材が使用されていないことが多いため、暖房器具を使用しても部屋全体を暖めるまで時間がかかります。断熱性の低さは、光熱費がかさむ原因になるのです。



・後悔例~業者選びの失敗

業者選びに失敗したというケースもあります。古民家リノベーションは、高い技術と豊富な知識が必要です。あまり知られていませんが、1,000万以上のリフォームは業界全体の0.6%程度です。3,000万円以上のリフォームになると、0.12%程度まで少なくなります。

これは、古民家リノベーションという規模の工事に対応できる担当者や職人は限られていることを意味します。技術力が高く、信頼できる業者を選ぶのは簡単なことではありません。



・後悔例~仕上がりのイメージが違った

担当者と意思疎通ができず、仕上がりのイメージが違ったという失敗例もあります。

そもそも間違われやすいのですが、古民家再生と古民家リフォームは同じ意味ではありません。一般的に古民家再生とは、古民家を元の住める状態にリフォームすることです。一方、古民家リフォームは現代の建築基準に沿ってリノベーションすることを意味します。古民家本来のカタチを残すのか、もしくは古民家を現代風にするのかという点に違いがあるのです。

どちらを思い描いているのかによっても、仕上がりに大きく影響します。可能な限り、具体的に理想の古民家のカタチをイメージして伝えること、そしてそのイメージを汲み取り、

理解してくれる担当者との出会いがリノベーションの成功のカギとなるでしょう。




■古民家リノベーション(リフォーム)で失敗・後悔しないための対策


今度は、古民家リノベーション(リフォーム)で失敗や後悔をしないための対策をご紹介します。満足のいく家づくりを目指しましょう。



・後悔しないための対策~予算をしっかり見積もる

古民家リノベーション(リフォーム)の費用は、建物の状態やリフォームの方法、内容よって異なるので一概には言えません。一般的に屋根や内装、水回り、外観、耐震補強工事など、住宅全体をリノベーションする大規模な場合の費用は2,000~3,000万円程度だと言われています。古民家リノベーションは、修繕する箇所が多ければ多いほど費用が発生します。

ただし、あくまでもこれは目安です。なかには500万円程度の費用でリノベーションをしたケース、3,000万以上の費用をかけ理想の住まいづくりをしたケースなど様々です。全体的に劣化している古民家の場合や、とことん理想を追求したいという場合のリノベーション費用は高額になる可能性が高いことを心に留めておきましょう。


予算内に納めるためには、修繕すべき箇所の優先順位を決める必要があります。解体してから分かることもあるので、専門業者と相談しながら、場合によっては計画を変更することも大切です。


また古民家再生をする場合は建物の状態から、どのような工事が必要になるのかを調査してもらうことも必要です。想定外の費用が発生しないようしっかり調査し、見積もりをもらいましょう。



・後悔しないための対策~断熱対策

快適な住まいづくりを実現させるためにも、断熱性を高めましょう。

先述した通り、古民家は断熱材が使用されていないことが多いのでお住まいの地域によっては、夏場は暑く、冬場は寒いという過酷な環境になりがちです。


古民家リノベーションをするのであれば、床や壁などに断熱材をいれたり、シーリングファンを天井に取り付け、空気を循環させたりするなど断熱対策を講じましょう。


断熱対策はいくつもありますが、部分的にリフォームするなら窓を優先することをおすすめします。築年数が古い建物の窓は、断熱性がない単板ガラスであることが多いでしょう。

断熱性の高い窓を採用することで気密性が高まり、冷暖房効率があがります。



・後悔しないための対策~業者選びについて


数多くある業者の中から、信頼できる業者を選ぶのは難しいものです。古民家リノベーションをするなら、施工事例を確認しましょう。施工実績がない業者に依頼すると追加の工事が発生したり、不具合が生じたりする可能性があります。トラブルを回避するためにも、どのような工事を手掛けたのか、説明だけではなく写真も必ず確認しましょう。

他にも親身になって対応してくれること、肯定ばかりではなく最適な提案をしてくれること、そしてアフターフォローが充実していることも信頼できる業者選びのポイントです。


また古民家リノベーションを検討している場合は、物件探しの段階で相談しましょう。リフォームに適している物件を判断するには、専門の知識が必要です。信頼できる業者に依頼することで「想定外」のリスクを減らすことができるのです。


株式会社美家では土地探しや物件のご紹介、打ち合わせ、引き渡しまでワンストップで幅広く対応可能です。確かな実績により、多くのお客様から選ばれ続けています。「お客様に安心感を与えられること」「強いこだわり」に同じ熱量で向き合えることが弊社の強みです。お客様の想いをカタチにするため、丁寧にヒヤリングを行い、最適なご提案をさせていただきます。物件探しや古民家リノベーションをお考えの方は、株式会社美家までお気軽にご相談ください。


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