皆さん、こんにちは。京都府京都市を拠点に、住宅の新築工事やリフォーム・リノベーション工事を手掛けている美家(びはうす)です。
従来の住宅では1階にリビングを配置するのが一般的でしたが、近年は狭い土地でも開放的な空間を演出できるため、2階にリビングを配置するケースにも注目が集まっています。この記事では2階にリビングを配置したいと考えている方に向けて、2階リビングのメリット・デメリットや後悔しないためのポイント、向いている人・向いていない人の特徴について解説します。
■2階がリビングで後悔?
2階リビングにはさまざまな魅力やメリットがある反面、いくつかデメリットもあります。実際に生活してから後悔しないためにも、デメリットについても事前に理解しておくことが大切です。ここでは2階リビングにして後悔した4つの事例について解説します。
・階段利用が負担に感じる
リビングが2階にあると、階段の利用が負担に感じるケースがあります。とくにキッチンやダイニングも一緒に2階に配置した場合は、買ってきた食材などを2階まで運ぶ必要があるためより負担を感じるでしょう。また、現状では階段利用が苦にならなくても、老後などに後悔するケースもあります。
・夏は暑くなりやすい
暖かい空気は上に溜まりやすいため、夏は2階リビングの室温が上がりやすくなってしまいます。また、2階は1階よりも窓からの直射日光を受けやすく、2階建ての場合は屋根からの熱が伝わりやすいため、より暑さを感じやすいでしょう。
・排水音が1階に響く
2階リビングでは家事動線を考慮してキッチンや浴室、洗面所などの水回りも2階にまとめて配置するケースが多いため、排水音が1階に響いて気になる場合があります。とくに1階に寝室などを配置した場合はより気になるかもしれません。
・防犯面で不安を感じる
2階にリビングがあると2階での生活が中心になるため、1階の玄関の様子がわかりにくく、防犯面が気になるというケースもあります。とくに1階に子供部屋を配置する場合は、不安を感じてしまうでしょう。
■2階リビングにしたことで良かったことは?
2階リビングにはデメリットもある反面、メリットもたくさんあります。ここでは2階リビングのメリット
・採光性や風通しがよい
2階リビングは高い位置にあるため、1階にリビングを配置した場合よりも採光性や風通しがよくなります。とくに京都市など住宅密集地は隣家との距離が近く1階の採光性や風通しが悪くなってしまうため、2階にリビングを配置するメリットが大きいといえます。
・プライバシーを守りやすい
1階のリビングは隣家や道路からの視線が気になるケースが多いですが、2階リビングは高さがあるため、1階と比べて外からの視線が気になりにくいといえます。プライバシーを守りやすいため、家族でリラックスした時間を過ごしやすくなるでしょう。
・天井高を高くとりやすい
1階は天井高に制限がある場合が多いですが、2階建てで2階にリビングを配置する場合は天井高を高くとることが可能です。屋根の近くまで天井を高くしたり、屋根の傾斜に合わせて勾配天井にしたりすることで、視覚効果でより広く感じられて開放感のあるリビングに仕上げられます。また、ロフトを作ることも可能です。
・構造が安定しやすい
2階にリビングを配置すると、寝室や子供部屋などの個室は1階に配置するケースが多くなります。1階の部屋数が多くなると、2階部分を支える壁や柱が多くなるため、構造が安定しやすくなります。
■2階リビングで後悔しないための回避策はある?
2階リビングを採用して後悔しないためには、次の3つのポイントに注意することが大切です。それぞれのポイントについて解説します。
・階段利用の負担を減らす工夫
階段利用の負担を減らすためには、階段の傾斜を緩やかにしたり、途中に踊り場を設けたりするのが効果的です。また、ホームエレベーターの設置を検討するのもよいでしょう。重い荷物の移動による負担を軽減するには、人は乗れないものの、荷物を乗せられる小荷物昇降機の設置もおすすめです。
・2階に暖かい空気がたまらないようにする工夫
夏の暑さ対策として、2階に暖かい空気がたまらないようにするためには家全体の断熱性能を高めることが大切です。たとえば、高性能の断熱材やサッシ、窓ガラスを採用したり、断熱材の使用料や厚みを増したりするとよいでしょう。また、シーリングファンを採用して空気を撹拌したり、シェードやオーニングを設置したりするのも効果的です。
・防犯対策の工夫
防犯性を高めるためには、玄関に防犯性の高いドアを採用し、玄関ドアにセンサーをつけるのがおすすめです。また、人感センサー付き照明を設置したり、宅配ボックスを設置したりするのもよいでしょう。窓からの侵入を防ぐために窓の一を高めにしたり、家の周囲に侵入しないように防犯砂利を敷いたりするのも効果的です。
■2階リビングに向いている人・向いていない人の特徴は?
2階リビングは、土地の状況や生活スタイルなどによって、向いているケースと向いていないケースがあります。ここでは2階リビングの採用に向いている人と向いていない人の特徴について、それぞれ解説します。
・2階リビングが向いている人の特徴
2階リビングが向いているのは、とくに住宅密集地や狭小地の場合です。2階リビングは、もともとは住宅密集地や狭小地でも快適に過ごせるように考えられた間取りプランです。隣家が近い場合でも2階リビングであれば採光性を高めたり風通しを確保したりしやすく、快適なリビングをつくれます。
また、開放感のあるリビングにしたいという人にも2階リビングは向いています。天井高を高く設定しやすいため、狭小地であっても視覚効果で広々としたリビングにすることが可能です。天窓を設けることも可能なので、昼は採光に活用したり、夜は星空を眺めたりしてもよいでしょう。
さらに、プライバシーを確保したい場合にも2階リビングは適しています。1階に比べて2階は外からの視線が気になりにくいため、まわりを気にせずにプライベートな時間を楽しみたい人にもおすすめです。
・2階リビングが向いていない人の特徴
2階リビングはもともと住宅密集地や狭小地向けの間取りプランであるため、広い敷地の住宅であればその恩恵を受けにくいといえます。住宅のまわりに十分なスペースがあれば1階にリビングを配置しても採光や風通しを確保できるため、わざわざ2階にリビングを配置しなくてもよいでしょう。
また、高齢者がいる場合や介護が必要な家族がいる場合は、2階にリビングがあるとかえって移動が大変になります。
2階リビングを採用するかどうかは、家族構成や土地の状況をふまえて検討することが大切です。家づくりにおいて大切にしたいポイントを見直し、2階リビングのメリット・デメリットもしっかり理解したうえで決めるようにしましょう。
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